様々な場所で起こり得る突然の心停止
突然の心停止は様々な国で主要な死亡原因の一つとなっています。日本において突然の心停止発生者数は年間7万人以上とも言われており、多くの大切な命が失われています。
突然の心停止の主な原因は、心室細動(Vf)と呼ばれる心臓が痙攣したような状態になることです。このような状態に陥ると、早急に処置を行わなければ数分以内に死に至ります。
その心室細動に対する最も有効な治療方法は除細動。つまり除細動器による電気ショックです。突然の心停止が発生してから5分以内に除細動(電気ショック)を行うことにより救命率を大幅に向上させることが出来ます。